気づいた事、発見した事
私は元々無趣味な人間ですが、人から「趣味は?」と聞かれて唯一自信を持って答えられるのがゲーム制作です。大学ではゲーム開発の技術を学ぶ学科に通っていたので、大学時代に初めて本格的にプログラミングの勉強を始めました。元々理数系で、数字を扱う事が好きだったこともあり、すぐにプログラミングが好きになりました。プログラミングの楽しさは、目的の処理を達成するために考えたアルコリズムが、正しく動いた時に、パズルを解いた後のような達成感を感じられるところだと思います。さらにゲーム制作となると、自分の頭の中で思い描いたことがパソコンのディスプレイの中の世界で再現できるので、より達成感が得られます。
なので、ゲームを作っていると、一通りの機能が完成すると、そこで気分的に満足してしまうことがあります。プログラムを作ることが目的となってしまい、プレイヤーにとって良いゲームを作るという本来の目的を見失っている状態です。ユーザにとって分かりやすく、操作性の良いゲームを作るにはとにかく時間をかけてプログラムを作り込む必要がありますが、プログラマにとってはそこが面倒な作業であったりもします。しかしながら、できるだけ質の良いゲームを作りたいので、とにかく時間をかけて根気強く作り込むしかありません。
今までいろいろな開発環境でゲーム制作を行ってきましたが、私が一番好きな開発環境はUnityというゲームエンジンです。2Dゲームはもちろんのこと、本来ならハードルの高い3Dゲームも比較的簡単に作れてしまうのが大きな特徴で、大学の卒業制作もこの開発環境で制作しました。しかし、中途半端な完成度のまま終わってしまったので、卒業してからそれが心残りでした。そこで、それを趣味として継続し、完成度を高めつつ、Unityで作ったゲームを公開できるサイトに、作った2作品を投稿することにしました。そのゲームを遊んだ方からのコメントもいくつかいただいています。今後はそれらのコメントを参考にしつつ、ゲームをモバイル端末でも遊べるように改良してもっとたくさんの人たちに遊んでもらえるようにするのが目標です。操作方法を一から改良しなければならないのでかなり時間がかかりますが、少しずつでも進めていければと思います。