気づいた事、発見した事
私事ながら現在小学校に通う子どもが二人いるのですが、以前に子ども達が遊んでいる友達の親御さん達といろんな
話をする機会がありました。
最初は子どもの話題で持ち切りでしたが次第に仕事の業種話にまで発展し、皆それぞれ違う業種であったことでたく
さんの話を拝聴できました。
IT業界では作業工程を組むに当たって一日の稼働標準時間を8時間ではなく10時間ぐらいで工数を算出して工程
を組んでいくような現場もあると話をしたところ、他の親御さんから「残業ありきの線表を引かれて嫌にならないですか?」との質問を受けました。
逆に販売店に勤めている方から「顧客が不特定多数なので様々なクレームが入ってくるので対処が一番しんどい」の意見や建築業(大工)の方からは「毎日、親方と丁々発止しながらぶつかって作業してますよ」等々…。
業種別による立ち振る舞いや動き方等を学ばせてもらう機会を得た感じでした。
今回の会合から感じたことですが、強いネットワーク(IT業界同士)で得られる会話は相互にとっても既知で目新しい発想を得るのが難しいのかなという感覚を覚えました。
特によく知っている者同士であればお互いが頻繁に会って話したりする機会が多いため、情報が既に共有化されているのも当然かもしれません。
(勿論、同業種同士ならではの情報(開発システム、言語やOSの改版内容等)を得られる機会は多々ありますが…)
逆に弱いネットワーク(今回の親御さん達)からは初めて得る新鮮な考えや価値が高い情報が多かったように思いました。
それはふだんからあまり接点がなく交友関係が重ならないような関係からの情報なので新鮮さを感じるのかもしれません。
他の業種の方との交流により会社にとって有益になるためのヒントを発掘できそうな気がしています。
みなさんも自身の交友関係を活用して交流の場を設けてみてはいかがでしょうか。