• DATE:
  • 2012.07.17
  • 気づいた事、発見した事

  • TITLE:
  • 第67回「自然の素晴らしさと厳しさ」H.K

先日、テレビのニュースで富士山の山開きを放送しているのを見ていたのですが、妙に懐かしさが込み上げて
きました。
実は私自身、富士山には二度登頂しました。

1回目は1987年、当時勤めていた会社の同期メンバー7〜8名と車2台で当時住んでいた横浜から出発
しました。
富士山頂からのご来光を見るために夜に出発して、富士山五合目まで行ったに登山準備をしていたのですが、
その時に見た星空は今でも生涯忘れられない感動の極みでした。
それこそ空一面が覆い尽くされている程の星の多さに圧倒されましたが、同時に流れ星の数の多さも驚きでした。
それまで流れ星は一度しか見た事が無かったのに、五合目では30分ぐらいの間に20〜30回ぐらいの流れ星に
遭遇してしまったので返って呆気にとられたのを覚えています。
一緒に登ったメンバーの中で数名の脱落者もいましたが、私自身は無事に登頂を果たせました。
ご来光は残念ながら山頂ではなく登山中に拝む事になりましたが、それ以外は天候にも恵まれ、体調も崩すことが
無かった比較的順調な初登頂でした。

2回目は1991年、当時勤めていた現場仲間4人で再度挑戦したのですが、この時は結果的に痛い目に遭ってしまいました。
前回と同様、山頂からのご来光を見るために夜に出発して五合目から登り始めたのですが、体調を十分に整えて
なかったせいか八合目頃から二日酔いの感覚に近い頭痛(高山病)に悩まされながらの登山でした。
苦しみながらも何とか前回より早い登頂になり、山頂でご来光を待っていたのですが、高山病の苦しさに耐えられず山小屋で横になる始末でした。
何とかご来光と山頂から見た雲海を目に焼き付けて下山したのですが、前回比較的楽に登山できたことへの慢心が
体調を悪化させたものと非常に反省多き登山になりました。

二度の登頂で感じたことは、日本一高い山に登った達成感や昂揚感、下界では見れない満天の星空、山頂からの
ご来光等に対する自然への感動や素晴らしさを味わえた反面、一度登ったことに対して自然をなめてしまい体調管理を疎かにしたことによる体調悪化で反省多き登山となってしまいました。

結論としては、事に当たる際はわかり切っていることであっても常に準備を怠ってはいけないことを自然から
学ばせてもらった次第です。

最後に余談ながら…最初の登山時ですが当時はケータイの無い時代だったため高速道路上で車同士がはぐれてしまい、全員で登山できなかったんです。
ちなみに登山メンバーには当社社長も一緒でしたが別々の車に乗車したため一緒に登れなかったものの、別ルート
ながらお互い登頂を果たせたので、少し残念ながらも楽しい思い出になっています。

この記事はワタシが書きました。

システム部

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