気づいた事、発見した事
梅雨空の今日この頃、この時期になるとコンコンチキチンコンチキチンの音色が聞こえ来るのは毎年の事です。
京都の夏のお祭り祇園祭りのお囃子です。
私は、京都生まれの京都育ちですが「まち(御所近辺)」から外れたところで育ちましたので実は祇園祭はあまりなじみがなく、毎年のように宵山に行くようになったのは社会人になってからでした。
祇園祭のイメージは宵山や巡航が浮かびますが、実際は
7月1日の吉符入に始まり、
昨日(7月2日)のくじ取り式、
14日から16日の宵山。
そして17日の山鉾巡行でハイライトを向かえ、
31日の疫神社夏越祭
までの本当に丸一月のお祭りです。
とは言え、私が楽しみに出かけているのは宵山でして、屋台でたこ焼きと、カキ氷を食べるあるくのは毎年の楽しみです。
そんな宵山の楽しみである出店に今年は少し異変があるとニュースを読んで気づきました。
(異変といえば最近の出店での「まるごとキュウリ」ってどうなんでしょう?隣の錦市場でかごで売ってはりますよ?)
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201206120038.html
京都府警がはじめて出店を規制するようです、庶民の楽しみにお上の規制もなんだか無粋な気もしますが、確かにあの人ごみの中、油上げのフライヤーがあったり、と、わやくちゃな所もあるので安全第一と言われれば仕方ないなぁと感じます。
ただ、出店側は「いままで問題なくきているのにいまさら・・・」と、コメントし、祇園祭山鉾連合会理事長は「いままで事故が無かったことが不思議」と発言しており、立場が違えば「いままで」の捉え方が180度ちがうものだと面白く思いました。
今年の屋台がどのように変わるかはわかりませんが、そんなこととは関係なく、季節は進み、祇園祭が終わったころ、京都の梅雨も開け蒸し暑い夏が来るのも毎年の事です。