気づいた事、発見した事
震災から1カ月以上経過し、関西の企業においても影響が大きく出始めています。
まったく仕事がなくなったという会社もある一方で、
知り合いの製畳所では、仮設住宅などで使う畳の注文があふれるほど入ってきているようです。
ただ国からの要請なので、殆ど「儲け」るには程遠く悲鳴を上げられています。
関西に住んでいると、対岸の火事のように考えがちで、被災地支援のことばかりに
考えがいきますが、狭い国土の日本では少なからず影響があるのは間違いなく、
それぞれの会社での生き残りをかけた危機管理が最重要課題になってきます。
人口減少・少子高齢化という構造的な問題を抱えているわが国では、思い切って発想を変えて、
新しい国を作るぐらいの気持ちがないと、本当の意味で、わが国の復興は難しいと思います。
いずれにせよ我々国民全員が相当の覚悟を持って前に進んでいく必要があります。