• DATE:
  • 2016.05.13
  • 気づいた事、発見した事

  • TITLE:
  • 第208回「仕事と自転車」H.K

私の趣味は自転車に乗ること。
今流行のロードバイクと言うやつです。
40歳過ぎてから乗り始め、今年で10年になります。
元々スキーのオフトレーニングとして始め、それなりに効果を感じつつ、どんどん自転車の世界にはまり込み、「スキーに行く時間があれば自転車に乗りたい!」と今では完全に自転車一本になりました。
自転車初心者の頃、元々乗っている人たちを見ると「100km走ってきました」とか「琵琶湖一周してきました」とか、とても信じられない距離を走られているのを見て、違う世界だと思ったりしていました。
京都ではメジャーな自転車のコースで桂川の自転車道があり、初期のころは安全なこのコース「嵐山〜八幡」の往復50kmを毎週走っていましたが、それでも非常に体力に堪えて何度も休憩しながら走ったものです。

ある日、道中ふと目に入った八幡の山。。。非常に遠くに見えたのですが、毎週あそこまで自転車で自分の足で走れている。
辛くて休みながらも、その遥か遠くに見える山まで到達してまた帰って来れていたのです。
走れば走るほどその往復も楽になり、八幡の背割堤もいつしか通過点になりました。
今では、京都の自宅から琵琶湖を一周走って帰ることも楽々走れるようになりました。
長距離だけでなく、各地で行われるロードレースにも参加。。。やれやれです。

100kmや200kmの距離を、自転車で自分の足でペダル回して走りきる。
普通考えると気が遠くなる距離と時間です。
が、左右の足を交互に1回ずつ踏み込み、それを繰り返すことでいつか目標にたどり着く。
止めるといつまでたってもたどり着かない。
まず、踏み出し継続することで、いつしか目標にたどり着くことが出来るのです。
当然、ペダルの回し方は楽なまわし方もあるし、非効率なまわし方もあるので、常に考えながら継続する必要はあります。
たとえ非効率な回し方を続けて遠回りはしても、継続すれば目標に達する。
これ、大事だと思います。

たかが趣味の自転車ですが、この事は自分にとって仕事への良い刺激になっています。
如何に困難な壁があっても、避けるのではなくまずは一歩踏み出す。
正解でなくても良い、常に考えながら前進することを継続する。
そうすると、いつしか壁の向こうにいる自分がいるはずです。
最初からあきらめて立ち止まっても何も解決しない。
失敗しても良いから、遅くても良いから、一歩ずつを継続することが仕事にも大切だと、自転車から学びました。

今年もロードレースのシーズンが始まっています。
これからも怪我の無いように、自転車に乗り続けます。

この記事はワタシが書きました。

システム部

匿名希望

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